みなさんこんにちは。
代表を務めさせて頂いております、杉山でございます。
よろしくお願い致します。

第6期となりますが、実はほぼ3年お休みを頂きましたので、フォーラムが始まってからは9年目ということになります。
2005年から僕は代表をさせて頂いていますが、出だしはデジタルラジオということで、そのまま聞くと何か全てのラジオ放送がデジタル化するんじゃないか、というような雰囲気の所から出発しました。
その時もう既に会社を作って割と早い段階で、デジタルラジオの放送が始まるというような感じがあったときはありましたけれども、非常に大きく世の中がまだ動いている途中・・・、まぁ今もそうなんですけれども、デジタルでですね。
それからやはり放送事業者様の様々なご事情等々、それからまた総務省の考え方、色んな事がありまして、ジリジリと勉強はしつつも、実際にはなかなか本放送が始まらない・・・、実験放送もありましたね。

随分機器が出て僕もデジタルラジオをパソコンで聞いたりした覚えもあるのですけれども、そういう中で、いよいよほぼ方針も固まり、”V-Low”が出発出来るという状態まで来ている、ということで、またこのフォーラムが再開いたしました。
現在(3月28日)88の会員の方にご参加頂いているのですが、先ほど事務局にお聞きしてみたら、100ぐらいまで既に申し込みがありそうだということなので、益々多くの関係者の方が、このフォーラムに入っていただいき、実際に”V-Low”をやっていこうということになると思います。

村井先生から今日頂いたご挨拶を見てもご事情がわかりますし、それから今、佐藤議員に頂いた話で、この”V-Low”を囲む環境というのも見えて参りました。
ちょっとまた違った観点で申しますと、私は大学を経営しておりますので、目の前に18歳からの若者達がいるわけですね。
特に大学生はほとんどテレビを見ていません。新聞も全く読んでいません。ほんとに変わって来ています。
彼らにとっての今のメインのメディアというのは、ニコニコ動画といっても間違いがないくらいです。
そのぐらいよく彼らはそこを見ています。
インターネットの放送ですけれども、やはり番組というのがもちろんあって、ニコ生ということで、生中継をやっています。
つまり、そのまま流している、放送のようなことをやっているわけです。
やはりネットというのはいつでも好きな時に好きなようにアクセスして見るものですが、実は生放送を見るためにその時間に合わせて生活をしているんですね。

ですから本当にテレビとかラジオのこれまでの視聴と変わらない態度を取っているんです。
じゃあなんでテレビじゃないの、ラジオじゃないのっていうと多分それは彼らにとって一番楽しいものがそこに、その時間で流れているからだと思うんですね。
ですからやっぱりコンテンツっていうのはもの凄く重要で、それが良ければみんな別に「デジタルだ、デジタルだ」と言ってもその瞬間、生で聞くのです。
そして、その時やはりデジタルの良いところとして、横につながっているということ。
視聴者同士も繋がっているような感じが出ているとか。
それは一部の深夜放送のラジオでもそういう感覚っていうのがあったんじゃないかな…「みんなで聞いてる」みたいな・・・。
それと同じようなことが起きているのです。

だから決して彼らがデジタルネイティブだからといって、全く違うことが起きてる訳じゃないな、と。
私達の世代でも理解しうることが起きているなと思うんですね。
そして、このマルチメディア放送、という名前になりますけれども、当然放送の生で聞いていたり、生で見ている背後に、たくさんのデータを送っておくことができますので、これによって様々な利用が可能になるわけですね。
そちらのデータを利用して今度は、上り側はそれぞれの方、視聴者が持っているネット回線、ネットの無線みたいなもので、上がってくればいいと。
やりとりも可能だということですし、釈迦に説法ですけれども、数百万人の方にとにかく電波が届いているみたいな状況は非常に、有用だと思います。
ですから車載を考えてもそうですし、普段を考えても非常に可能性は高いと思います。

これから数年の間にスマートフォンというものが世界を席巻してしまうと思うんですね。
ですから今論調としても、僕らも当然予想してますけれども、2020年手前ぐらいには基本的に全世界の人がネットに繋がっているということを前提としてモノが運べるくらいになってしまうんですね。

その中でじゃあスマートフォンというものが完璧にそのまんま行くのかっていうともう既にそうじゃなくて、ご存知の方も多いと思いますけど、これはもうSFとかアニメとかでは昔からあったし、研究室の実験段階ではもう1980年代90年代からありますけど、グラス型のものですね。眼鏡のようなところに情報が出る。耳にはちゃんとヘッドホンみたいなもので音が届いているというような、ウェアラブル端末と言われるようなもの。
これもまた出て来ると思います。グーグルが本気でやってますので、数は出るんじゃないかなと思います。
それから噂で流れているように、腕時計型ですね。
これはもう既に韓国製のものが出ています。

まだまだ様々な端末が出ると思います。
でもそのキーっていうのは簡単で、身体にくっついているということなんです。
身体にくっついていて、ネットと繋がりっぱなしというようなことですね。
その人達は常に色んな場所に現れるわけですから、そういう端末に対しても送っていくということが出来れば、マルチメディア放送というのはもの凄い大きな可能性がある形態だと思うんですね。

最初にデジタルラジオというコンセプトで始めた9年前とは、村井先生も仰った通り、格段に技術が良くなってますし、そして色んな事がやりやすくなってますので、是非皆さんと共に、素晴らしいコンテンツとその利用方法を作って、多くの方に利用して頂ける環境を早く作りたいと思っています。
皆さんと共に作り上げていく”V-Low”です。
よろしくお願い致します。